子どもに関するお金の不安を解消したい!把握→節約→保険→貯金→投資の5STEP

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子どもに関するお金の不安を解消したい!把握→節約→保険→貯金→投資の5STEP

子どもができた!

これほど嬉しいことはありませんが、同時に心配事もでてきます。それはお金のはなし。

これまでは共働きでそれなりに貯金できていたとしても、パートナーが産休・育休で収入が減ったり、残業をしにくくなったりすると収入が減って急に家計が苦しいんですよね。

「教育費の準備も始めなきゃ。」

「万が一のために保険も入らなきゃ。」

考えなきゃいけないことはわかっちゃいるのに、なにから手をつけたらいいのかわからなくて漠然とした不安だけがつのります。わたし自身も同じような状況でした。

「このままじゃいかん!」と思って家計や保険を見直し、なんとか教育費を準備する体制や保険での備えができてきました。おかげさまで不安も以前に比べればかなり和らいだと思います。

でもここに来るまでには、一度加入した保険を解約したり、家計管理の方法を試行錯誤したりと遠回りしました。

この記事では、子どものお金に関する心のつっかえを少しでも解消するために、わたしが最終的にたどり着いた事を書きたいと思います。

おおまかな流れは、以下のとおり。

  1. 保育料と教育費の全体像をつかみ
  2. 固定費見直しの節約で家計の黒字化を図り
  3. 保険で万が一の保障をカバーしつつ
  4. 貯金で現金資産をもち
  5. 少しずつ資産運用をはじめる

それぞれのステップのポイントだけ読みたい方は、目次の該当箇所をタップして頂くとスクロールします。記事が長くなっちゃったので活用してください。

不安になる理由を明確にするためにかかるお金を把握する

子どもにかかるお金に関して不安に感じるのは、いくらかかるのか想像がつかないことがひとつの要因でした。まずはいくらかかるのか、だいたいで構わないので、イメージを持っておくといいかも。

今回考えるのは、保育料と教育費のふたつに絞りました。

塾や習い事はかけようと思えばいくらでもお金をかけることができますが、それでは不安を煽るだけになってしまいますからね。

保育料を確認する

保育園に預け始めると、家計への負担が急増します。

「我が家もなんとかしなければ!」と深刻に考えるキッカケとなったのも、保育料によって赤字家計になったからです。家計収入の減少と保育料という固定費の増加のダブルパンチはヤバイです。

そこでまずは、保育料がいくらかかるのか、自治体のホームページから確認してみましょう。住んでいる場所によって保育料はかなり変わってきます。

認可にするのかどうかも含めて、夫婦で話し合う時間をしっかり設けることが大事です。

保育料は世帯年収によって変わってきますが、0歳から預けると3万円〜6万円かかります。パートナーの収入が減ったことに加えて保育料の負担が入ってくると、家計が厳しくなることはすぐに想像がつくんじゃないでしょうか。

ただ、こうして金額を具体化することで、これまでは漠然といくらかかるかわからず不安だった事は多少和らぐと思います。家計のキャッシュフローをどれだけ捻出すればいいのかという目標も立てやすくなります。

教育費にどれだけかけるか考える

同じように教育費も考えてみましょう。教育費は私立にするのか公立にするのか、親元から通うのか下宿するのかによって必要になってくる金額は大きく変わってきます。

わたし場合は国立コースを考えており、余裕をみて1000万円準備することを想定しています。考え方は以下の記事にまとめてありますので参考にしてみてください。

参考教育資金の準備状況を振り返る。一年経って投資と保険と貯蓄のバランスはどうなった!?

保険料と教育費にいくらかかるかイメージを持ち計画を立てることがまず第一です。がむしゃらに節約や貯金をしてもゴールが見えていなければ不安は解消されません。

ビジネスでも同じですが、チームで共通のゴールを意識していた方が、うまくプロジェクトは進んでいきますよ!

まずは節約から始めよう

目標を設定した次は、その目標に向かって何をすべきかを考えます。手っ取り早く宝くじでも当たってしまえばいいんですが、それはさすがに無理。

同じく一発当てる発想でFXに手を出すのもかなり危険です。実は私は大学生の時にFXをやっていて、教育費の準備のためにもう一度手を出すことも画策しました。リスクがある事は承知の上でしたが、なんとかせねばとあわやソコソコの金額を突っ込むところでした。

実際にはFXに手を出す前にインデックスの積み立て投資に出会い、FXに比べればかなり無難な資産運用にたどりつきました。FXに比べれば壱発当てるような夢はありませんが、身の丈にあった増やし方ができています。

ここまで書いてしまうと「はじめに考えるべきは投資なの?」と思われるかもしれませんが、投資は最後です。なぜなら、投資をするにも種銭が必要だからです。でもその種銭はどうやって準備しましょう?

まずは節約をして黒字家計にすることからですね。

固定費の見直しの効果は高い

節約の第一歩として固定費の見直しが効果的です。固定費とは家賃や保険料など毎月かかってくるものです。多少金額に変動はありますが、スマホ代や光熱費も固定費として考えることが多いです。

固定費の見直しは、外食や趣味といった変動費の節約とは違って、一度変えてしまえば節約の効果がずっと続きます。毎回外食を我慢したり趣味を諦めたりすることがないので、精神的な負担が小さく、実践しやすい節約方法です。

オススメとしてはスマホを格安SIMに変える事です。ドコモやauといった大手キャリアに比べると毎月3,000円から5,000円ほど安くなります。夫婦2人だと節約効果が倍ですね。

「格安SIMはよくわからないからちょっと…」

と逃げずに頑張ってチャレンジしてみるのはオススメですよ。ホント、一気に節約できますから。最近は丁寧な解説サイトも多数出てきています。調べさえすればスマホに詳しくない人でもできますよ。

次に効果的なのは引っ越しです。子供が生まれることをキッカケに引っ越しを考える方もいると思います。家賃を交渉してみるとか、少し駅から離れても家賃の安いところを選ぶことで固定費を減らすことができます。

どうせ引っ越すのであれば、自治体をまたいで保育料が安くなるかについても検討してみると良いでしょう。引っ越し代や敷金礼金がかかるため、どちらがお得かはよく検討する必要があります。

過剰な保険はここで切り捨てる

保険の見直しも固定費削減に有効です。

老後のために貯蓄型保険や医療保険にたくさん入っていたりしませんか?貯蓄型保険は保険の性質と貯蓄の性質を無理矢理くっつけているためコスパは悪くなっています。

逆に、子供ができたからこそ入っておかなければいけない保険もあります。収入の柱となっている方が万が一なくなってしまうと、残された方の生活の負担は増大します。これについては掛け捨ての生命保険が有効です。保険料が戻ってこないからといってもったいないと考えずに、必要経費だと割り切れるようになるとスッキリします。

掛け捨ての生命保険は毎月の支払い金額も少ないため家計を黒字化して貯蓄や投資に回していくと言う点でも有利です。また小さい金額で大きな補償を得ることもできます。

例えば、私が加入していた貯蓄型の生命保険は毎月約1万円支払っていましたが、死んだ時に受け取れる金額は600万円でした。一方で掛け捨ての生命保険は、毎月2,000円程度で1000万円以上の補償額になっています。

毎月の支出は抑えつつ、貯蓄や投資の種銭を準備することがポイントです。

家計簿はつけなくても大丈夫

家計の見直しというと、「まずは家計簿から!」と言う人は少なくありません。しかし、続く人はなかなかいませんし向き不向きというのもあります。

支出を把握することはとても大事ですが、無理に家計簿をつける必要は無いと考えています。最近はマネーフォワードやマネーツリーといったクレジットカードや銀行と連携して支出の金額だけでなく内訳も自動で整理してくれるサービスが出てきています。

家計簿をつけることに躍起になるよりも、マネーフォワードやマネーツリーといった家計管理のサービスを使って、エネルギーをかけずに支出を把握することをオススメします。

節約のポイントまとめ

子どものお金の不安をなくすために、まずは節約から始めることが大切です。ここまで説明したポイントをまとめます。

節約のポイント
・まずは固定費(スマホ代、家賃、保険料)を見直す。
・家計簿は支出がわかれば不要。家計管理のサービスを有効活用する。

 

万が一の保険は掛け捨てがコスパ良し

「自分に何かあったらお金はどうしよう。」

この不安に対しては、最小限の保険を使って対応していきます。
保険に関しては、一部繰り返しになってしまいますが、貯蓄型保険や学資保険についてお話しします。

貯蓄型保険・学資保険はマラソン

子どもができるまでに用意できた資産の大きさによって左右しますが、サラリーマンの平均収入や平均貯蓄額をみると、生命保険のひとつくらいは入っておいてもリスクヘッジにかけるコストとしては適切だと思います。

問題は「どの生命保険に入るか」この一点です。

60歳までで払い込んだら元本以上が戻って来る貯蓄型保険。子どもが生まれたら入るかみたいな風潮のある学資保険も同じ仲間ですね。

これらの保険は、払込の途中で解約してしまうと大幅に元本割れを起こし、掛け捨てで支払う金額以上に損をしてしまいます。加入するときにはどこかから湧いてきた自信があり、「毎月1万円くらい余裕でしょ!なんなら2万円いちゃう!?」みたいにしていても、いざ家計が苦しくなって来ると「解約したさ」と戦わなければならなくなっちゃいます。

解約したさとの戦いに敗れたのがわたしです。

参考返戻金が元本割れしている貯蓄型保険を損切りするぞ!

保険料の支払いがきつくなったときの対応策は、元本割れさせても毎月のキャッシュフロー改善させるか、しんどくてもなんとか走り切るかの2択です。ゴールまで走り続けなければいけないという点で、貯蓄型保険はフルマラソン、学資保険はハーフマラソンのイメージを持っておくといいと思います。

働き始めるまでの期間限定で掛け捨ての生命保険に加入

掛け捨ての生命保険は、生命保険の役割に特化しているため、小さな保険料で大きな保障を得ることができます。

自動車保険を思い出してください。

事故を起こしてしまい、1000万円の賠償責任を負う可能性があったとします。自分じゃ支払きれないからこそ保険に加入します。「20年無事故で支払い続けられたら元本戻ります!その代わり補償額は600万円です。」ってなったら、その保険を選びますか?

必要な1000万円には届いていませんし、20年間無事故で保険料を払い込み続けなければいけません。これは1000万円保障の保険に加入するのが合理的なんです。そして、その保障を得るためのコストは掛け捨ての方が安い。生命保険は人の生死にかけるものなので、つい客観的な判断が鈍ってしまいます。

的を射ていないたとえですみません。

子どもが生まれたときに生命保険への加入を考えるのであれば、自動車保険の話を思い出していただけると冷静な判断がしやすくなると思います。

掛け捨て保険で、必要な保障を低コストでカバーしていれば安心感がありますね。

保険のポイントまとめ

「万が一のことを考えると心配になる。」これに対しては、保険を使って保障をつけましょう。ポイントをまとめます。

保険のポイント
・貯蓄型保険を最後まで払い切るのは結構シンドイ。
・掛け捨て保険を使って低コストで大きな保障を得る。

 

貯金は給与引き落としが王道

  • STEP1:節約で家計の黒字化をすすめる。
  • STEP2:低コストな保険で必要な保障をキッチリカバー。

この2つで子どものお金に関する不安を解消するための土台はできてきました。

STEP3、4では資産形成のはなしをします。資産が育っていけば心もとないことも減りますね。

現金資産を十分に保有していないのであれば、投資の前にまずは貯金をして現金資産を増やします。

汎用性の高い貯金方法は、やはり給与引き落としです。使う前になかったものとして引き落とされるので貯めやすいです。

理想としては、保育料の引き落としが始まる前から、保育料と同額プラスアルファを引き落とし額として設定しておき、その生活水準に慣らしておくと移行がスムーズです。貯金体質になっておくわけですね。

収入増や節約した分だけ引き落とし額を増やす

  • 会社の給料が増えた。
  • 副業を始めてみた。
  • 固定費を見直した。

これらの要因で、子どもの資産形成にかけられるお金が増えることがあります。

やったーと浮かれて、晩酌を金麦からエビスに変えてはいけません。収入の増加や支出の減少があったときには、増減した分だけ引き落とし額を増やします。

生活水準はそのままで収入が増えるので、資産形成のスピードがアップします。

児童手当は貯金のサポーター

そうは言っても、収入の増加や支出の減少はなかなか難しいこともあります。そんな時に頼りになるのが児童手当です。

児童手当は最初からなかったものとして手をつけなければ、子供の将来のための資金としてかなり活躍してくれます。

賛否ありますが、児童手当をそのまま投資にまわす方法もあります。このケースでは当然元本割れを起こす可能性があります。児童手当以外の資産がないのであれば、確実な方法として貯金がいいと思います。

参考教育資金準備に投資はダメ?実際に運用中の私の考え方と注意点

貯金のポイントまとめ

節約と保険でお金の心配を解消するための土台ができたら、いよいよ資産形成です。

貯金のポイント
・給与引き落としで貯金する。
・収入増、支出減があれば、貯金額を増やす。

 

子どもの資産形成に投資を活用する

最後は投資を使って資産形成の速度を上げていきます。最初に行った固定費見直しによる節約と比べると、挑戦するための精神的なハードルがグッと上がります。

正直、STEP3の貯金ができる体制が整えばマネーリテラシー上位陣だと思います。

ここから先は、元本割れのリスクがある世界ですからお好みでどうぞ。
(貯蓄型保険も元本割れリスクがあるという点では、こちらの世界の金融商品だと繰り返しておきます。)

つみたてNISAを使う

2018年から現行NISAに加えて、「つみたてNISA」が始まります。

つみたてNISAの概要
・運用益が非課税。
・年間投資枠が40万円。
・非課税期間が20年間。
・金融庁の設定した条件をクリアするファンドだけに投資できる。

 

通常は運用益に約20%の税金がかかります。そのため、100万円の運用益が出たとしても、利益確定時には20%の税金が引かれた80万円が利益として入ってきます。つみたてNISA枠で買っていれば、100万円がマルッと入ってくるわけです。

つみたてNISAの最大の特徴は、投資できるファンドが長期つみたて投資に向いた低コストなインデックスファンド中心に絞られていることです。そのため、初心者でも銘柄の選定に迷いにくくなり、投資を始めるためのハードルが下がりますし、おかしな高コストファンドを買って損をする危険性がなくなります。

教育費の準備に投資を使うことを考えるのであれば、覚えておきたい制度です。

インデックス積立投資というマイナーな投資方法

インデックスファンドという言葉を初めてきく人のために、簡単に解説しておきます。インデックスファンドとは、TOPIXやダウ工業平均株価などの指数(英語でインデックス)に連動する金融商品です。

指数を構成する複数銘柄に分散して投資されているため、「東芝が粉飾決算!」のような個別企業へのリスクを減らすことができます。「市場全体が成長していけば、あなたの資産も増えていきますよ。」というパッシブな投資に用います。

反対に市場全体を出し抜こうと頑張っているのがアクティブファンドです。
つみたてNISA対象銘柄(現時点では仮決定)としては、レオスキャピタルワークスの「ひふみ投信」やセゾン投信の「セゾン資産形成の達人ファンド」などがあります。

わたしは自分の資産運用はインデックスファンド、子供の資産運用はセゾン投信のカンガルーぽけっとで「セゾン資産形成の達人ファンド」「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を積み立てています。

参考ジュニアNISAを使った教育資金準備についての考え方!セゾン投信のカンガルーぽけっとを活用

基本的にはインデックス、好みでアクティブというような使い方でいいと思います。ひふみ投信の今の成績がいいからか、ひふみ投信一本足打法をしている方が意外とたくさんいるみたいですが、資産が日本株式に偏るということは忘れないでおきたいところ。

積立投資を始める流れ

積立投資の始め方はいたって簡単で、

  1. 証券口座を開設する。
  2. 積立設定をする。

ざっくりと2STEPです。

証券口座は手数料が安いことから、ネット証券(SBI証券、楽天証券)がオススメ。セゾンのアクティブファンドも取り入れたいならば、セゾン投信に口座を開設します。ひふみ投信は「ひふみプラス」という名前だけ違うファンドをネット証券で購入できます。

積立設定が終われば、毎月決まった日に口座から引き落とされて資産形成がコツコツと進んでいきます。貯金のところで設定した引き落とし金額の一部を投資に振り分けてもいいですね。慣れるまでは毎月1万円くらいの少額から始めてみるのも大いにアリですよ。

つみたてNISAの始め方については、2017年10月頃から詳細が出回ってくると思います。そのタイミングで改めて追記しますね。現行NISAからつみたてNISAへの変更も年ごとに可能ということになっているので、つみたてNISAを待たずに口座だけ開設しておくとスタートダッシュが早くなります。

投資のポイントまとめ

貯金に引き続き、資産形成によってお金の不安を解消するという観点から投資について書いてきました。ポイントをまとめます。

投資のポイント
・初心者でも大丈夫なように調整されたつみたてNISAが2018年から始まる。
・インデックス積立投資で分散投資をしよう。
・始め方は「証券口座開設→積立設定」の2STEP。

 

まとめ

 

子どものお金に関する心配事を解決するための流れを「把握、節約、保険、貯金、投資」の5STEPに分解してまとめました。

  1. 保育料と教育費の全体像をつかみ
  2. 固定費見直しの節約で家計の黒字化を図り
  3. 保険で万が一の保障をカバーしつつ
  4. 貯金で現金資産をもち
  5. 少しずつ資産運用をはじめる

ここまでくる道のりは長いと思いますが、これだけ頑張れれば自信もついて不安は相当和らぐと思います。

ちょっとずつでも全然いいので、実践してみてくださいな。

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